義父が亡くなった為、遺品回収へ出かけてきました。
収集癖があったようで、雑誌の初版から最新刊まであつめられていたり。
好きだった寺山修司さんや、三島由紀夫さんの本、ビデオ、CD、切り抜きなどなどそれぞれの人で大きなダンボール1箱では足りないぐらいのコレクションがありました。
すべてを私達が保管することはできないので、その中から良さそうなもの(どれが良いのかは本当は不明だけれど。)
を選んで保存したり、使わせてもらったりすることに。
そんな父の押入れに大切にしまわれていた犬印鞄製作所のトートバックも持ち帰ってきました。
犬印鞄製作所
今回始めて知ったブランドでした・・・すいません。なんと昭和28年創業の帆布鞄の工房は、東京、浅草にあります。
職人が心を込めて作る鞄や小物は、モノの良さを知っている人に愛され続けている。そんな素敵な犬印鞄製作所。
マークのワンちゃんは、シェパードさんのようです。
ウルトラマンや、My Melodyなどとのコラボアイテムがあったり。
私が最近探しまわつている、ほぼ日手帳のカバーにぴったりな小物があったり。
そしておもしろいネーミングの犬迷彩、黒犬印など・・・
それってなに?!と興味をそそられるアイテムもいろいろ。
袋が古いが中身も古い?
よれよれになった、犬印鞄製作所の袋からでてきたのは、
調べていたら、これはトートバック大という商品のようでした。
使われている形跡はないのですが、あちこちにほこりが溜まっているし、なんとなく全体的に使ったのではない、ホコリや湿気の汚れというか、汚れで全体がカバーされてしまっているようなので、どうしたものかと知らえてみると、犬印鞄製作所のお手入れ方法に、軽い汚れは消しゴムで。
ひどい汚れはスニーカーのように洗ってくださいとの説明。
皮の部分はブラシなどでこすらない。水をつけたままにすると全体に色移りするので、直ちにあらってくださいとのこと。
30度で手洗いという事でお風呂で洗おうと思います!
さあどんどん洗っちゃうよ〜っていうキャラクターが漫画の【ぼのぼの】にいなかったっけ?と思ったら、あちらは「さ〜どんどんしまっちゃうよ〜」のしまっちゃうおじさんでした・・・
かばんを洗うなんて大丈夫?とお思いでしょうが、
カウチンも。
こんなダウンベストも。
はたまたN2-Bも洗ってきたので?、たぶん大丈夫。
いや、洗ってきたものの中にはびっくりするほど縮んでしまったり、型崩れしてしまうものも、もちろんありました。
今回も勇気をだして、どんどん洗っていきます。
さあ!どんどん洗っていくよっ
はい30度のお湯にどぼん。
おしゃれ着洗いのエマールとブラシで洗います。
皮の部分をブラシでこすらない事と、素早く洗う事を注意して洗い終わりました。
少しお風呂の中で水を切ってから、陰干しをしたいと思います。
日陰で乾かす
いい天気の日だったので、ベランダには日陰がなかったので部屋の中で干して。
ピンとハリが出て、きれいに出来上がりました
ほとんど乾いたのがこんな状態です。
どことなく、くたっとした雰囲気だったシルエットもピーンとのびて。ホコリ汚れもとれてさわやかになりました。
しっかりした帆布で出来ている犬印鞄製作所のかばんはこれから長く愛用していけそうです。