アフタヌーンティとは?英国の上流階級の社交場アフタヌーンティのこと。
夕方4時頃の来客が来た時や、休日にケーキ、サンドイッチ、スコーンなどの軽食と紅茶を楽しむ事がアフタヌーンティです。
そしてアフタヌーンティと聞いて誰しもが思い浮かべるのが、サンドイッチ、スコーン、ペストリーの3つで構成されるあの3段のティースタンドではないでしょうか。
ル・ジャルダン/ホテル椿山荘東京
東京で初めて英国式アフタヌーンティーを提供したホテル椿山荘東京
東京で初めて英国式アフタヌーンティーを提供したホテル椿山荘東京、ル・ジャルダンの4/10~7/2限定イブニングハイティープラン。三段のオードブルスタンドやシェフ特製ローストビーフ、デザートで優雅な大人の時間体験できます。
おすすめ東京アフタヌーンティプラン
2023年4月現在の東京、銀座・日比谷・有楽町エリアのホテルレストランにて行われているアフタヌーンティーを紹介します。
正式なアフタヌーンティのマナー
イギリスでは、 午後4時頃にお菓子と紅茶を楽しむことをミッディ・ティーブレークと呼びます。
同じ午後4時でも来客時や休日にケーキやサンドウィッチ、スコーンといった軽食を用意して飲む紅茶がアフタヌーンティー。
お出かけして、そして大切な人を一緒にお家でちょっと奮発して用意した、3段のスタンドに乗せた軽食を愉しむ夕方の時間がアフタヌーンティーになりますね。
着席したらまずナプキンをひざにかけます。
流れはこちらの動画がわかりやすいです。イングリッシュアフタヌーンティーのエチケットWilliam Hanson
紅茶のおすすめミルクティー
イギリスでは約98%の人が紅茶にはミルクを入れると言われます。
また伝統的な飲み方としては、ミルクを先にカップに入れて飲む、「ミルク・イン・ファースト」が正式な飲み方とされていますが、
現代では、紅茶の濃さに合わせて入れる事から後でミルクを入れて飲む、というのが主流となってきているようです。
正式なティーカップの持ち方
「Holding the teacup」と言われる、親指と人差し指をハンドルの中にいれず添わせる持ち方です。
アフタヌーンティー 3段 なぜ?
アフタヌーンティの風習を始めたと言われるのは、19王侯貴族のひとりの7代目ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリア。
そのアンナ・マリアが、使用人にサンドイッチや焼き立てのスコーン、そしてペストリーなどの甘いお菓子をコース料理のように順番にテーブルに運ばせていたものを、文化として広まった際にホテルで実施される際に、別々に運ぶのではなく、メニューを3段のケーキスタンドにまとめて、テーブルの上で楽しむ。というスタイルが生まれたといわれています。
アフタヌーンティーの食べる順番は?
三段のケーキスタンドは、下から上へが正しい食べ方となり、
3段目のサンドイッチ、そして2段めのスコーン、さいごに一番上の甘いケーキをいただきます。
食べ終わったら
そして最後はナプキンで口とトントンと優しく叩くように拭いて終わりです。
使い終わったナプキンはテーブルの上に広げて置いておくようにします。
おうちで楽しむ英国式アフタヌーンティ
スコーン
アフタヌーンティーにかかせないもの、といえばスコーン。
スコーンには、クロテッドクリーム、ジャムを両方、そしてどちらかだけをつけて食べても。
クロテッドクリーム
クロテッドクリームとは、イギリスのデボンシャー地方に伝わる伝統的なクリームのこと。
脂肪分の高いミルクを弱火で煮詰め、表面に固まって来た乳成分を集めてゆっくりと冷やして作られます。
バターよりも優しく、生クリームよりも濃くがある、ちょうど中間のような味わい。
ミルクの甘みを感じる以外にあっさりとした、ミルク好きにはたまらない癖になる味わいは、クリームを食べるためにスコーンを使うという感じになったりもします。
ジャム
そしてスコーンをさらにおいしくさせくれるのが、いちごやベリーなどのジャム。
ご自宅で食べるならマーマレードやお好きなジャムでももちろんOKです。
伊勢丹三越の本格アフタヌーンティセット
田舎の大きなスコーンとロダスクロテッドクリーム/英国菓子ブリティッシュプディング
現地の大きさをそのまま焼き上げた、ほろりとしたバターの香りが広がる英国の昔ながらのスコーンと、ダスクロテッドクリームのセット。
ロンドン スコーンセット/カメリアズ ティーハウス
バターをふんだんに使った香ばしい「プレーン」、高級紅茶のミカドとアールグレイを練り込んだ「紅茶ミカド&アールグレイ」、サクッとしたクッキーを散りばめた「クッキークリーム」、和風の抹茶の生地にチョコチップをトッピングした「抹茶チョコチップ」の3種のスコーンとロダスのクロテッドクリームのセット。
大英博物館前のティーハウスで手作りされる本格的な味わいをご家庭で。
本場イギリスの紅茶
イギリスに紅茶を広めた東インド会社から、お茶好きご夫婦によってスタートしたクリッパーなど、
イギリスの有名ブランド紅茶と歴史を紹介します。