透き通るイカのお刺身が食べたいと訪れたのは、日本大漁物語きじま 新横浜店。
中には板前さんが調理しているのが見えるカウンター、その前の席に通されました。
横の席との間も広く、やはり食事をする時は静かに食べたいと思ってしまうのですが、お客さんの年齢も高めなので静かな良い雰囲気でくつろげます。
丁度目の前い水槽があって、カワハギやアジやイシダイが泳いでいます。
どれもすごく元気そうでずーっと見ているとカワハギのヒレの動きがすごく目を奪われました。
日本大漁物語きじまは、プリンスホテル直営ではなくこちら以外にも神奈川県を中心にいくつかの店舗があるようです。
懐石御膳の魚を活イカにグレードアップしてみました
お飲み物は?とまず聞かれノンアルコールビールを2本注文。
「剣先イカの活いか姿造りがおすすめです。」と最後の1匹だった事もあり勇気をだしてグレードアップ。
注文した磯の雫という懐石御膳は刺身盛がついているのですが、2人で「魚の姿造り」が盛り込まれ4人で「いかの姿造り」になります。
2人なら1人プラス1.080円、3人名なら一人プラス540円で「いかの姿造り」に変更ができるそうなので、
食べてみたかった活イカのお刺身のためにちょっと贅沢してみます。
ホタルイカがとろける 季節の前菜
かに菊花寄せ、菜筍蒸し、蛍いかと豆苗のお浸し。
ごまどうふの上にカニと菊の入ったにこごりがのっています。ひんやりと冷たい。
熱々の蒸し物は魚のすり身の中に細かく刻んだ筍が入っていて歯ごたえが楽しい。
ホタルイカと豆苗を大胆に口に入れるとホタルイカが溶けてなくなるという初めての体験。これはかなり美味しい。
まってました活イカのお刺身!海幸盛り
待ち望んでいた活イカとお刺身の盛り合わせ。
イカを真ん中にしてそれぞれ1人前づつ別になっているので遠慮せずに箸をのばせる盛り方になっています。
きじまのサイトのメニュー紹介では活サザエとなっていましたが、季節事に変わるようで今回は殻をむきたてのウニが一人1つづつ。
剥きたてのウニは初体験ですが、潮の香りが濃厚で甘い。
透明で動くイカに感動
食べやすいように活イカの足を目の前でカットしてくれるのですが、カットされた後も足が動きつづけていました。
やはり甘くて新鮮で美味しい。
山葵は自分ですりおろします。
お刺身はめばちまぐろ、かつお、愛媛県宇和島産ブランド鯛「鯛一郎クン」、そして旬の魚だそうですが、
旬の魚がなにかを失念。どれもすごく新鮮でこんなに歯ごたえがコリコリプリプリしているのは始めてでした。
かつおはそれほど好きでない方だけれどおいしい!と思いました。
活イカは食べた後は塩焼きがてんぷらに
イカは食べた後に天麩羅が塩焼きにしてくれると書いてあったので、
天麩羅をいっぱい食べたいなと、(本末転倒ではありますが)
天麩羅のために足は食べない方がいいのかななんて思いながら遠慮しがちに食べていました。
天麩羅のためにイカを取りに来た方に、「よろしければ足もお食べになってください。」と言われ足も全部食べ、
食べれる部分は全て完食したのに、こんなに天ぷらがたっぷり届きました。
新鮮なイカは、普段食べているイカのてんぷらとは別物でエビ?!と思うような
甘みとやわらなかな歯ごたえ、そしてかるーい衣が抹茶塩によく合います。
宴はつづきます。